ダイエットからがん予防まで!梅干し食べて元気に暮らそう

梅干し ごはん Food&drink

こんにちは、今年、初めて梅干しを自分で作ろうと張り切っているさとです。
ウキウキ、ワクワクしすぎて、かめの大きさと、重石と落し蓋の大きさをはかり間違えて、
ただいま悲しみのどん底です。

しかし、ドラマチックな人生を生きていくのでピンチをチャンスと捉え梅干し作りを成功させたいと思います(大袈裟ですね)。後日、記事を上げたいと思います。

毎日の1粒、これが一番大事

梅干しは日本の食べ物の中でも有名な食品の一つです。一日に梅干しを一つ食べると医者いらずとも言われています。

以前、抗がん剤治療を受けている時、がん体質を改善するために、食事療法などを本やネットで勉強しました。色々な方法がある中で、共通していることが、体を酸化させる食べ物はやめましょう、ということでした。

例えば、加工食品(ハム、ウィンナーなど)脂肪の多い食品、ケーキ、お饅頭など甘いもの、炭酸飲料水、ジュース、酸化が進んでしまった食品(インスタント食品、スナック菓子類)です。

がん細胞は酸性体質を好み、酸性体質の中では、どんどん増殖します。がんになっている人は、酸性体質に傾いている人がほとんどです。弱アルカリ性体質に変化するとがんは動かなくなるということです。

酸化を防ぐには、アルカリ性食品の摂取です。野菜やきのこ、わかめなどの海草類、バナナやぶどう、オレンジやレモンなどの柑橘系もアルカリ性。柑橘系はクエン酸のイメージからか酸性だと勘違いされやすいのですが、身体の中に取り込むとアルカリ性に変化して、身体の中を弱アルカリ性にしてくれる働きがあります。

梅干し、お酢(黒酢)、レモンなども弱アルカリ性にしくれる食品です。治療中はよく摂取していました。

薬を飲んでがん体質を治すのでは無くて、食品しかも理にかなった昔ながらの食品で体質を変えていくのは、副作用もなく 色んな食べ方、使い方を考えながら食事も楽しみながら取れました。
以前から、好きでしたが、体調が良くなってからは、1日1粒は必ず食べています。

そんな元気になるための一粒、食卓では脇役ですが、効果・効能がすごいんです。
その梅干しの秘密に迫りたいと思います。

梅干の歴史

日本の梅は、中国からの移植説と日本古来の原産地説とがあり、定かではありません。
文献・学者の多くは中国原産地説をとっているようです。

日本では花がまず人々の関心をひき果実の利用はその後になったのに対し、中国では果実の利用が先であったようで漢方薬として使われていたようです。

平安時代中期

初めて梅干しが記録として登場するのは日本最古の医学書である「医心方」に、梅干しの効用について記述があり、薬用としての梅干しが紹介されています。

鎌倉時代

実の多くは縁起物としてメインの料理に添えられたり、おつまみのような感覚で食べられていたようです。また、薬用としても重宝がられ、花は鑑賞用として人々に愛されてきました。梅干しの効果が高く評価されたことから、武士が戦に行く時には梅干しを常備し、食中毒や傷の手当てのために利用されました。また栄養価に優れ保存のきく梅干しはその頃すでに疲労回復などの梅干しの効能が知られていた可能性が高いです。

江戸時代

梅干しが庶民にまで広がり、日々のおかずとして定着したのは江戸時代に入ってからです。梅干しは祝儀物としても扱われました。梅干しの製法が詳細に記さている本が誕生したり、町に梅干し売りが現れたりしています。

明治時代~

明治初年頃から梅干製造業者も出現し、明治10年代にはコレラ、赤痢などの流行があったこと等から梅干しの需要が多くなっています。
現在では減塩調味を施した「調味梅干」が主流となっています。スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで手軽に手に入れられるようにもなりました。販売されているものは、食べやすいようにかつおぶしやハチミツなどで味付けされているものもあります。
現在でも日常的に食されるほかに、「うばい」という漢方薬として解熱や抗菌にも使われています。

梅干の効果・効能

たくさんの効果・効能があるうちの、私が注目しているのが下記の6つです。

1 疲労回復

私たちの体は運動すると筋肉を動かし、糖分を消費します。糖分が分解される際に「乳酸」が作り出され、この乳酸が疲労の原因となります。

梅干しに含まれるクエン酸が疲労の原因「乳酸」を身体の外に排出してくれます。梅干を食べると体の調子が良くなるのはそのためなのです。

2 抗酸化作用

酸化とは「さび」と言われます。体がさびるとは老化現象と例えられることが多いです。
酸化の原因の「活性酸素」はシミ、シワ、ガン、生活習慣病を引き起こす原因といわれています。

梅干しに含まれるポリフェノールの一種「梅リグナン」は、この活性酸素の働きを抑えてくれるます。また、クエン酸も酸化を抑制し、生活習慣病に効果があると言われています。殺菌力がとても強いので、体内の細胞に活力を与えてくれます。

3 胃がん予防

胃がんの主な発生要因としてはヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染があるそうです。

例えば、ピロリ菌に感染した場合胃の細胞は破壊され強い炎症を起こしダメージを負った結果、がんの発症につながります。

梅干しに含まれる梅リグナンの一種「シリンガレシノール」という機能成分にはヘリコバクター・ピロリ菌を抑制する効果があります。

一日2粒程度梅干しを食べることでピロリ菌を抑制することができるのです。

4 血液サラサラ効果

血液の中の糖質や脂質が多くなると、血液はドロドロになってしまいます。梅干しに含まれるクエン酸は、血液をサラサラにして血流を改善してくれます。

また、梅干しに含まれているビタミンEの抗酸化作用の効果身体が老化するのを防ぐこともできます。

血液を綺麗にそしてサラサラにすることで、血管内に血栓ができにくくなり、血液が循環しやすくなります。動脈硬化さらに循環器系の病気の予防にもなります。

5 食中毒予防

代表的な食中毒菌である「黄色ブドウ球菌(MRSA)」と「病原性大腸菌(O-157)」について、梅干しを入れた場合と、そうでない場合では梅干しを入れた方が菌の増殖を抑える「制菌作用」があることが明らかになりました。

食中毒を引き起こす細菌に効果を発揮するのが梅干しに含まれるクエン酸です。

お弁当に梅干しを入れておくとご飯が傷みにくいのは、梅干しが殺菌力にとても優れているからですね。

とくに体力が落ちて免疫力が低下しているときには細菌の影響を受けやすいので積極的に梅干しを食べましょう。

6 ダイエット

最新の研究で梅干しに含まれるバリニンには脂肪燃焼効果があることがわかりました。
また、梅干しを毎日食べている人は食べていない人に比べて、BMI値(肥満度を調べる値)が低いということもわかりました。そして梅干しのクエン酸がエネルギーを無駄なく変換し余分な脂肪も作らないということです。

毎日1粒を始めてみませんか

どうでしたか?梅干しの効果・効能、驚かされましたね!
梅干ばかりでは飽きてしまうので、たまには色々な味付けの梅干しや梅ジュース、梅酒、梅ジャム、などその時の気分に合わせて選ぶのも良いと思います。

毎日1粒を習慣化することで、今の健康を維持したり、病気を予防したりしてくれる日本の伝統的な食品「梅干し」、ぜひ取り入れてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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