ポジティブ思考よりもポジティブ行動へシフトチェンジしましょう。

ポジティブ 元気に過ごせるコツ

みなさん、自分の考え方の癖ってありますか?

私は、ややネガティブ思考だと思います。ポジティブ思考の方を羨ましく思います。

これはなかなか治らない考え方の癖で、気が付けばいつも心配事や不安で一杯になっています。

いっぱい病気持っているからね!なんて言われますが、病気でも前向きな考え方の人はいらっしゃいます。

私が、「ややネガティブ」としたのは、少し改善がみられてきたからです。

悪性リンパ腫を克服し、今の膠原病を落ち着かせるには、このネガティブ思考の癖を、ポジティブ思考ではなく「ポジティブ行動」に変えるのが良いのではと考えました。ポジティブに考えるだけではなく、ポジティブな行動をすることで考え方の癖に変化が起きて前向きになってきました。すると、心配事や不安が軽減され、体調も落ち着いてきました。

そこで今回は、私がやっている「ポジティブ行動」についてお話ししていきます。

ポジティブ思考から「ポジティブ行動」

ネガティブ思考だと、心配事や不安を感じたらずっとそのことについて考えてしまいます。解決策が出てもそれが本当に解決するのかとまた考え始めます。

誰からも頼まれていないのに、原因なども考えてしまうのです。それがいけなかったんっだとかこれがダメだったんだと後ろ向きな考え方になっていきます。次の悩み事や心配事が出てくるまで、不のスパイラル状態です。自分で厄介を背負い込む感じです。これが「癖」なんですね。

このように考えてしまう癖がかなり脳内で出来上がっていて、いつも同じような考え方なります。精神状態も辛い状態になっています。

人間の脳は本来ネガティブ思考になるようです。これは昔から本能的に備わっているもので物事からリスクを避けるための思考だと言われています。反対に物事をいろいろな面から(悪い面からも)捉える能力が優れているということでもあります。

上記のようにネガティブ思考は悪いことばかりではないということは分かりますが、いつも悩んでいる状態から脱したい、後ろ向きの考え方はしたくない、上手に解決したい、少しでも前向きに元気に過ごしてみたいという思いはいつでもあります。

そこで私が考えたのは、考えが堂々巡りをしていて辛いと思ったら、やりたいように「行動」してみるということです。「行動」から「思考」を変えていくのが「ネガティブ思考」を脱却し、「ポジティブ思考」になる方法ではないかと思いました。

ポイントは、これらを習慣化することで「いい癖」に変化していくというところです。

それでは、私が実践している5つの「ポジティブ行動」を紹介します。

やりたい事、悩み事はノートに書きだす

やりたい事や不安や悩み、心配事は、ノートやメモに書きだします。

悩み事を人に打ち明けるような感じで吐き出します。(スッキリしますよ)

やりたい事は何でも書きましょう。理由も書くと良いですね。

不安や悩み、心配事については

①解決できそうなもの

②遠い未来のことで誰も分からないこと

③自分以外の悩みは事

に分類します。②と③は書いたら終わりにしましょう。ゴミ箱行です。

①の解決できそうなものは、自分がどうしたいのかを書きます。

ここで、私がやったことを例にあげてみますね。

私の不安・悩み・心配事

やりたい事・・薬膳料理が食べたい
理由 体が温まるから 体に負担がかからない 薬の副作用が軽減するから

不安・悩み・心配事
・私の病気を治す食べ物はあるのか…治す食べ物が分かれば取り入れたい(①に該当)
・私のがんは治るのか…(②該当)
・友人のお子さんの就活を心配する…(③に該当。これは本当に頼まれもしないのに勝手に悩み事にしているんですよね)

次の項目で「行動」に移します。

今日やりたいことを書き出して、解決に向け「行動」に移す

前項で、書き出した、やりたい事、①の悩み事・不安・心配事の解決方法をノートに書きだします。

書き出すとこで、今日やることが分かります。その後のやることも分ってきます。また自分が向くべき方向が分かり、ポジティブ思考へシフトチェンジしていきます。

ここで、やりたくないことも書き出しておきます。言い訳も書いておきます。やりたくないことをやっている時ほど時間の無駄や、自分のことが嫌いになって体には良いことなんてありませんよ。やる気が出たらやりましょう。おそらくその時の理由は前向きだと思います。

 

私の場合の解決方法

薬膳料理が食べたい
・薬膳料理のお店をネットなどで探して行く

私の病気を治す食べ物はあるのか
・主治医に聞く。ネットで調べる。自分で色々試してみる。

淡々とこなしていく感じです。まずは悩まないこと躊躇しないことです。

やりたくないこと
・衣替え…まだ必要性が感じられない。もう少し寒くなったらやる。たたむことが苦手。
このように書いてみて下さい。

それで実際に「行動」に移してみましょう。

出来たこと・上手くいかなかったことを記録しておく

やりたいことを行動に移すと何だかすっきりしませんか?「自分て凄い」なんて思ったりしますよね。

やりたい事をやるということは、「ポジティブ行動」の原点です。

「行動」を習慣化して「思考」を「ポジティブ」にしていくはじまりでもあります。

出来たことを書き留めておきましょう。その時に自分を褒める言葉も記すと良いと思います。自己肯定が生まれます。上手くいかなかった時はこれも意義があることだと思いましょう。そして、経験できたことに重きを置いてください。体験できたことで人生に厚みが出ますし、経験が心配事をなくしてくれることもあります。

私の病気を治す食べ物はあるのかの結果

・主治医聞く…人それぞれ症状が違うので食べ物に関しては特にエビデンスがない。自分で作って見たらいいとのことでした。
・ネットで調べる…FODMAPというものを見つけました。FODMAPの値が高いとお腹を壊す原因になりやすいとされています。胃腸障害がある人は値が低いものを取り入れると良い、ということです。
・自分で色々試してみる…FODMAPを参考に、色々試してみました。やはり値が低いものを食べると不快な症状が出なかったです。エビデンスも作れそうです。しかし、好きな果物が食べられなかったりと悲しいこともあります。

やってみて良かったことに焦点を当てればポジティブになれます。悩んでいる時に気づかなかったことが行動に移すことで分かることがあるのです。

元気な人と過ごす

これは、悪性リンパ腫を治療している時に担当医から言われました。「さとさんが元気になりたいのなら元気な人と過ごしてみて」と。「こうなりたいと目標にしている人が近くにいるならぜひ会ったりするのは良いこと。」ネガティブもポジティブも、人から人へ伝染します。なので、良いエネルギーを持っている人との時間を持つのは良いことなのだそうです。

その話を聞いて、会いたい友人が浮かんできたのですぐに連絡を取りました。さすがに、元気がもらえ、明日からどんな様に過ごしてみようかと前向きになったのは本当でした。

ポジティブな人は、基本的にいつも楽しそうです。一緒にいると、こちらまで明るい気持ちになります。そんな友人を大切にして、その人がどんな考え方・ものの見方をするのか、学ぶつもりで過ごしてみましょう。

逆に、「一緒にいるとなんだか疲れる」「暗い気持ちになってくる」という人とは、いったん距離を置いてOK。

その相手とは、暗い気持ちを引き出し合って負のスパイラルに陥っている可能性があります。自分にとっても相手にとっても良くありません。

できるだけ、楽しそうな人と一緒に過ごすこと。これも「ポジティブ行動」の一つです。

健康的な生活を送る

基本中の基本なのですが、どこか不健康な生活を送っていると、考え方が固執していたりとネガティブ思考であることが多いと思います。

睡眠をしっかりとる、バランスの取れた食事をする、毎日適度な運動をするなど、健康にも気を付けることが大事です。

ちなみに、私は、朝の体操と散歩を続けています。食事にも気を付けています。消化があまりよくないので自分に合った調理法で料理をするようにしています。これが良いと思うと習慣化しているので、体調も落ち着いて後ろ向きな考えもなくなってきました。

絶対にやらなければならないということではありませんが、健康な精神は健康な身体に宿る、といいます。体調が悪いと気持ちも重く、弱気になったりします。考え方もどちらかというとネガティブ思考です。ポジティブ行動・ポジティブ思考でいるには、体調も大事な要素です。

まとめ

いかかでしたか?

ネガティブ思考にハマったと感じたら、行動移す、簡単ですね。慣れるまでは書き出しはやりましょう。

行動すると体が動くので、血の巡りが良くなります。脳にもいい影響を与え、脳が動くことで前向きな感情を察します。これを繰り返し、習慣化することで考え方の癖が、良い方へと変わっていきます。

癖を直すには根気がいります。焦らずゆっくりと行いましょう。

考え方の変化で、元気に過ごせるようになりますように。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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